わが子の心豊かな未来を願う、家族の思いが詰まったランドセル。選んだきっかけや、こどもたちに寄せる思いとは……。ランドセルとご家族の数だけ、あたたかな思いがありました。
こどもたちが選んだ「色」
INTERVIEW:小川さんご一家(2021年6月取材)
ごきょうだい3人とも、土屋鞄のランドセルをお使いいただいている小川さんご一家。5年生の花笑(かえみ)ちゃんはプレミアムカラー 牛革のキャメルを、3年生の新太(あらた)くんはプレミアムカラー 牛革のチャコールグレーを、そして2年生の絃(いと)ちゃんはアトリエ 牛革のピーチを、それぞれ自分で選んだ色が大好きだと言ってくださっています。
※今回は、テレビ電話でお話を伺いました。
こどもたちが選んだ「色」。
「いい色だね」と言われるのがうれしくて
――土屋鞄を選んでいただいた理由を教えてください。
一つは、「色」です。土屋鞄さんのラインアップの中からだったら、こどもたちがどの色を選んでもいいなと思って。本人たちも、「色」を1番重視していましたし。
もう一つは「手づくり」というところです。職人さんがつくってくださっているところに、すごく愛を感じて。
あと、1番上のこどもがランドセルを購入する1年くらい前だったでしょうか。Instagramでランドセルが届いた様子を上げてらっしゃる方がいたんです。その時、配送箱に書かれていたメッセージを見たんですが、鳥肌が立つくらい、あたたかいなと思って。それも決め手でした。
――ランドセル選びでこだわったところは?
私の希望は、「3人おそろいのランドセル」でした。成長するに連れて、「おそろい」でいることがだんだん減っていくでしょう。真ん中が男の子なので余計に。だからランドセルは3人とも、同じ土屋鞄さんにしたいなと思っていました。
――色は、お子さまが決められたのでしょうか。
はい、こどもたちが自分で。私から「この色にした方がいい」とは言わず、それぞれ好きな色を選んでもらいました。土屋鞄さんの色は、こどもも大人も好きな色というイメージがあったので、本人に任せられるなと。他社さんは見ず、土屋鞄さん一択でした。
ただ、女の子たちは1年生のころ、お友だちの刺しゅうの入ったランドセルを見て、「ああいうのがよかったな」と言うこともありました。でも、「キーホルダーやぬいぐるみを付けたらかわいくなるよ」と話すと、すぐに納得してくれて。お友だちのランドセルをうらやましがったのは、その時ぐらいでした。
――使い心地はいかがですか。
上の子は5年生ですが、そんなに使ったようには見えないくらいきれいです。あと2年しか使わないのが、もったいないくらい。
真ん中の男の子は、使い方が荒いんです。「ランドセルがぺしゃんこになっちゃうから、置く時はフタを上にしてね」と何度言っても聞かなくて。でも実際は形が崩れることはなくて、すごく丈夫なんだなって思います。
正直、真ん中の子のランドセルを買う時に、一瞬悩みました。「乱暴に扱って、ランドセルをボロボロにしちゃうんじゃないかな」って。だから、いいランドセルを買うのはもったいないかもしれないと。
そんな時おじいちゃんが、「そういう子だからこそ、ちゃんとしたランドセルを買ってあげたほうがいいんじゃないか」と言ってくれたんです。それで、もやもやした気持ちが吹き飛んで。
やんちゃだから丈夫なものを、というのもありますし、きょうだいでおそろいにすれば、「大事にしなきゃ」という気持ちが芽生えるんじゃないかな、と。改めて、3人とも同じランドセルにしようと思えました。
――お子さまたちはランドセルを気に入っていますか。
ランドセルに対して、重さや大きさなど、こどもたちから不満を聞いたことはないですね。「とても気に入っている」と言ってくれます。
以前、3人でランドセルを取り替えて登校したことがあったんです。「友だちになんて言われるかなって」とわくわくしながら学校に行ったのですが、その日のうちにすぐ戻していました。やっぱり、自分のランドセルが一番好きみたいで。
また、いろいろな方から「いい色」「優しい色」などと言っていただくことが本当に多くて。こどもたちも色をほめられることを喜んでいて、そんな様子を見ていると、このランドセルにしてよかったとうれしくなります。
小川さんご一家
木製の家具や優しい色合いのお洋服など、お母さんのセレクトが柔らかい世界観をつくっている小川さんのお家。1匹の犬と3匹の猫と一緒に、みんなで仲良く暮らしています。
写真提供:小川さん
PICK UP
※本記事掲載のランドセルは、現在販売を行っていないモデルもございます。
※PICK UPランドセルは、すでに完売している可能性がございます。あらかじめご了承ください。