ものづくりを楽しむ
クリスマスオーナメントをつくろう
ご自宅で楽しめる、ものづくりのアイデアをご紹介します。 手を動かす時間や、できあがったものを使ったり飾ったりする時間。そんな体験が、ご家族のあたたかな思い出の1ページになりますように。
●サンタクロースのオーナメント
【材料】
・段ボールや厚紙
・フェルト
・毛糸
・麻ひも
・木製ビーズ
【道具】
・小皿やコップ
・鉛筆
・ハサミ
・木工用接着剤
つくりかた
手順1: 段ボールで型紙をつくる
きれいな毛糸玉をつくるために型を用意します。段ボールや厚紙をコの字になるように切りましょう。
コの字の高さは毛糸玉の直径になるので、つくりたい大きさに合わせて用意します。今回は高さを約7cmにしています。
手順2: 毛糸を巻く
型紙に毛糸を巻きつけます。糸の太さにもよりますが、極太の毛糸で40〜60巻ほどが目安になります。
今回はサンタクロースのひげの質感を表現するために、場所によって太さの違う毛糸を使用しました。色を変えてつくってみるのも楽しいですよ。
手順3: 毛糸を束ねる
毛糸を巻き終えたらコの字の切れ目を通すようにして、毛糸の中心をしっかりと結びます。この時使用するひもは引っ張ってもちぎれないように麻ひもなど丈夫なものを使用してください。
手順4: 毛糸玉を整える
しっかりと束ねたらハサミを使って両側の輪になっている部分を切り、全体をほぐしボール状に整えます。
手順5:フェルトパーツをつくる
サンタクロースの帽子になるパーツをつくります。フェルトの上にコップやお皿を置いて円を描いたら、丸く切り取ります。
丸いフェルトができたら、さらに半分に切ります。1つのオーナメントに使用するのは半分に切った片側のみとなります。
手順6:帽子をつくる
半円の片側にだけ木工用接着剤を塗り、中心に先ほどつくった毛糸玉のひもを置きます。フェルトでくるりと包むようにして貼り合わせ、帽子をつくります。
この時、フェルトが重なる側面はサンタクロースの顔の裏側にくるように調整しましょう。
手順7:木製ビーズを貼る
サンタクロースの顔の正面が決まったら木工用接着剤を使って木製ビーズを貼ります。帽子の根本に貼るのがおすすめです。
手順8:完成
ボンドがしっかりと乾いたら、サンタクロースのオーナメントの完成です!
毛糸や帽子の生地を変え、自分だけのサンタクロースをつくってみるのも楽しいですね。
●型押しオーナメント
【材料】
・木粉粘土
・リボンや毛糸
・型押しする植物
【道具】
・クッキングシート
・マスキングテープ
・麺棒
・クッキー用の抜き型
・ストロー
※木粉粘土は文具店や100円ショップ、インターネットで購入できます。
型押しに使用する植物は、枝や木などしっかりとした硬さや厚みがあるものがおすすめです。また写真の様に小さく切り分けておくと便利です。
つくりかた
手順1:粘土を伸ばす
テーブルの上にクッキングシートを広げ、動かない様にマスキングテープで固定します。開いたクッキングシートの上で粘土が柔らかくなるまでよく練り、麺棒を使って軽く伸ばしていきます。
全体の厚みが8mmくらいになれば大丈夫です。この時、粘土の表面にひび割れがなくなるように丁寧に伸ばすことで、きれいな仕上がりになります。
手順2:植物の模様をつける
広げた粘土の上に型押しをしたい植物を並べます。いろいろな形の植物を使うと華やかな印象になりおすすめです。
麺棒を使い、植物を上から押すようにして粘土の厚みが6mm程になるまで伸ばします。この時、並べた植物がズレてしまわないようにそっと広げるのがポイントです。木の実など厚みがあるものは後からスタンプを押すようにして型押しをしましょう。
手順3:型抜きをする
植物を外したら、クッキーの抜き型を使って好きな形に抜きます。毛糸やリボンを通すための穴はストローを使うときれいに開けることができます。
抜き出す場所によってオーナメントの模様が変わるので、どの部分がすてきかなと考えながら型抜きをしてみてください。
手順4:粘土を乾かす
抜いた粘土はクッキングシートの上に重ならない様に並べ、しっかりと乾燥させます。
手順5:完成
粘土がしっかりと乾燥したら、リボンや毛糸を通して完成です!
今回は植物を使って型押しをしましたが、数字やイニシャルの刻印を施してみるのもおすすめです。