わが子の心豊かな未来を願う、家族の思いが詰まったランドセル。選んだきっかけや、こどもたちに寄せる思いとは……。ランドセルとご家族の数だけ、あたたかな思いがありました


INTERVIEW:大門さんご一家(2015年09月取材)

大門さんご一家のおうちは、神奈川県鎌倉市の高台に建っています。春太郎くんの相棒は、クラリーノ®・エフのアトリエランドセル(2014年ご入学用モデル)。おばあさんからもらった交通安全と学業成就のお守りを付けて、元気に学校に通っています。

本当に好きなものを、
大切に、長く使う。

春には田んぼで泥んこになって、夏には海で遊んで。秋には落ち葉の布団に寝っころがり、冬には畑で大根を収穫して。春夏秋冬を体いっぱいに感じながら、土のにおいと潮の香りに包まれて大きくなった春太郎くん。小学校に入学するまで、「自然の中で思いきり遊ばせたい」というお母さんたちが集う地元の自主保育で育ちました。おうちの中には、買ってきたおもちゃがちょっとしかありません。「自分で遊びを探したりとか、おもちゃがなければつくったりとか。自分でいろいろ工夫させたいと思って」とお母さんの幹子さんは話します。木の実でつくったオブジェや、トイレットペーパーの芯でつくった万華鏡。壁や棚の上には、春太郎くんの作品がたくさん飾ってあります。

春太郎くんのお父さんはグラフィックデザイナー、幹子さんはガラス作家です。「ものはたくさん持たず、好きなものを長く使いたい」と考えているお二人。ランドセルを選ぶときも、6年間一緒に暮らすものだから、使っていて気持ちがいいものにしよう、と話していたそうです。幹子さんは、土屋鞄のお店を訪れたときのお父さんの様子を「『しっかりできているね』と言いながら、ステッチとか接続部とか、細かいところを見ていました」と振り返ります。元気いっぱいの春太郎くんは、小柄で細身。だから、丈夫さと軽さを重視して、クラリーノ®・エフのランドセルにしました。

「ランドセルの内側が町みたいになっているから!」。クラリーノ®・エフの中から、アトリエランドセルを選んだのは春太郎くん自身です。一見するとチェック柄。でも、よく見ると縦横に行き交う道路とゾウがいて――。ランドセルの中に広がる物語に春太郎くんは惹かれたそうです。「好奇心の邪魔をせず、なるべく手出しはしないこと」。それが、大門さんご夫婦の子育て。オリジナルの怪獣を描いたり、大好きなハムスターの図鑑をつくったり。のびのびと育つ春太郎くんの手からは、大人には思いもよらない、きらきらしたすてきなものがたくさん生まれてきます。(2015年9月取材)

大門幹子(おおかどみきこ)さん、春太郎(しゅんたろう)くん(取材時2年生)

お母さんの幹子さんは、吹きガラスや絵付けガラスなどをつくるガラス作家(作家名は中野幹子)。凛とした美しさの中に愛らしさが宿る繊細な作品をつくってらっしゃいます。

[Kan's table] http://www.kanstable.com/