こんな鞄があったらいいな vol.2 鬼退治専用「カブト鞄」
こどもたちが思い浮かべる、
「こんな鞄があったらいいな」を実際につくってみたら――?
柔軟な発想から生まれたアイデアを、
土屋鞄の職人とデザイナーが力を合わせて形にします。
VOL. 02
はるきくんの鬼退治専用
「カブト鞄」
「鬼退治に行くために、頭にかぶれるカブトのような鞄が欲しいです」
はるきくんのそんな願いを叶えるために、かぶるとカブトに、肩掛けすると鞄になる、
不思議な「カブト鞄」が完成しました。刀と手裏剣を入れて、いざ出陣!
今回の鞄を考えたお子さま
はるきくん(5)
広島県に住む、お絵描きやピアノが大好きなはるきくん。「絵本に出てくる悪い鬼をやっつけたい!」と、今回のアイデアを考えてくれました。お手製の手裏剣をつくって、準備は万端です。
MAKING PROCESS 01
「刀を入れたいな」
希望を細かくヒアリング
まずは、はるきくんの個性豊かなアイデアを形にするために、希望をヒアリング。次に「よくする遊びは?」「好きな色は?」と趣味や好きなものを聞き、はるきくんにぴったりの世界に一つだけの「カブト鞄」を目指します。
MAKING PROCESS 02
「鞄? 帽子?」
デザイン案を検討
ヒアリングを元に、デザイナーと職人が話し合います。「刀はどこに入れようか?」「カブトでも、鞄でもかっこいいデザインは?」。帽子と鞄の両立に苦戦しながらも、理想の“2way”鞄を求めて、デザイン案を固めていきます。
MAKING PROCESS 03
試作を重ねて、
はるきくんにぴったりの鞄に
デザイン案が決まったら、いよいよ試作品づくり。完成したサンプルをはるきくんに送ってかぶってもらい、リモートでサイズ感や使い心地を確認。色の組み合わせなど細部にも気を配りながら、何度も微調整を図ります。
MAKING PROCESS 04
世界に一つだけの
「カブト鞄」をプレゼント
ついに、はるきくんだけの鬼退治専用「カブト鞄」の完成です。普段は刀を差し込めるショルダーバッグとして、冒険に行く時は、勇者の証しであるカブトとして。これでいつでも、鬼退治ができますね。