工房に響く元気な声 社会科見学を開催しました
足立区の小学3年生を対象に社会科見学を開催しました。
土屋鞄では、ランドセルを通じて子どもたちにものづくりを身近に感じてもらえるように、「地域の人と話す体験」や「社会を知る機会」を提供しています。
今年は、一時中止していた足立区の工房への受け入れを4年ぶりに再開し、実際に足を運んでもらう機会も持つことができました。
オンライン・オフラインを合わせて足立区6校、約400名の小学生に、工房の様子や職人の技術をお見せして、仕事のやりがいなどをお伝えしました。
初めて見る裁断前の牛の革、大きなミシンや緻密な手作業に興味津々の子どもたち。普段使っているランドセルが出来上がっていく様子を興奮気味に見つめる視線。元気いっぱいに「自分のランドセルを大事に使いたい」と話してくれた時の笑顔。
私たちもこの小さなお客さまたちのことを常に忘れず、心を込めて鞄をつく作らなくてはと背筋が伸びる経験でした。
普段は作業に没頭している職人たちも、お子さまへ伝える経験を通して自らの仕事を見つめ直すきっかけとなりました。なにより、歓声があがるにぎやかな工房の風景は私たちにとっても嬉しく、貴重な時間となりました。
工房のスペースが限られており、限られた数のお子さましかお招きできませんが、土屋鞄が公開している動画「どこでも社会科見学」では全国のみなさまに社会科見学気分を味わっていただくことができます。
▼どこでも社会科見学
https://tsuchiya-randoseru.jp/pages/kengaku
教室やご自宅でもより実際に近い体験をしていただけるよう、学習シート、クイズや職人インタビューもご用意しています。職人の手から手へ。300以上の工程を経て完成する手仕事のリレーを、どうぞご覧ください。
※学校・団体個別での工房見学は行っておりません。