

重さ、サイズ、お手入れ。
みなさまの疑問に店長がお答えします
お子さまの6年間の相棒となるランドセル。不安を残さず、納得してお選びいただきたい――。その思いから、ご来店されたお客さまからよくいただく質問について、西新井本店の店長・清野が説明いたします。みなさまのランドセル選びの参考になれば幸いです。
※写真のランドセルには、現在販売していないモデルが含まれます。


土屋鞄の革のランドセルの重さは?
「負担を分散して、重さを軽減しています」
革のランドセル=重そうと心配されるお客さまから、質問を受けることがあります。土屋鞄では、2021年ご入学モデルから肩と背中へのフィット性がより高まるよう、立ち上がり背カンとS字型の肩ベルトを採用し、肩や背中への負担をさらに分散できるようになりました。革のランドセルも、実際の重さより軽く感じられるよう、こうした工夫が凝らされていますので、実際に背負ったお子さまから「思ったより重くない」というお声をいただくこともあります。
また、体格や通学距離などでお子さまへの負担が気になるお客さまには、一番軽い人工皮革の「クラリーノ®・エフ」(1,160g前後)をおすすめすることもあります。
なお、2023年モデルから、軽量化を目的に開発した、「牛革ハイブリッド」(牛革と人工皮革の併用)のランドセルもご用意しています。
製品ごとの重量については、オンラインストアの各製品詳細ページでもご確認いただけます。


土屋鞄のランドセルのサイズは?
「A4フラットファイル対応の、標準的なサイズです」
「土屋鞄のランドセルは少し小さいのですか」と聞かれることがありますが、教科書やノート、筆記用具、タブレット、きんちゃく、水筒など1日に必要な荷物が入れられる標準的な容量です。店舗では、実際にお試しになって「すっきり入りますね」と、安心されるご家族が多いようです。
よく「市販のA4フラットファイルは入りますか」とご質問いただきますが、ぴったり収まる仕様になっていますのでご安心ください。
2023年モデルから、教材が多いときに備えて、従来幅よりもマチを1cm広げたランドセルもご用意しています。
各部のサイズについては、オンラインストアの各製品詳細ページでもご確認いただけますので、よろしければご覧ください。


軽量で容量が大きいランドセルはありますか?
「 『牛革ハイブリッド』のランドセルは、軽量で容量が大きめです」
2023年モデルから登場したのが、「牛革ハイブリッド」のランドセル。一つのランドセルのなかで「牛革」と「人工皮革」をパーツごとに使い分け、軽量化を図りました。
革らしい風格があって傷も目立ちにくい「牛革」は、ランドセルの中でも動きが多く、傷がつきやすいフタや肩ベルト、前ポケットに。軽さが特徴の「人工皮革」は、その他の部分に。それぞれの素材のよさを生かした仕立てになっています。
「人工皮革」の表面にも「牛革」と同じ凹凸加工を施すことで、「牛革」の風合いはそのままに、重さは「牛革」のランドセルと比べて100g軽い、1,290g前後の軽量化を実現しました。
また、「牛革ハイブリッド」のランドセルは、教材が多いときに備えて、従来の幅よりもマチを1cm広げて12.5cmに。教材はもちろん、タブレットや体操服入れ、水筒などがしっかり入る安心の収納力を備えています。
使うほど体になじんでいく牛革ならではの風合いを大事にしつつ、軽さや容量も重視したい……。そんな方におすすめのランドセルです。
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土屋鞄のランドセルは「お手入れが必要」ですか?
「特別なお手入れは不要です」
お子さまが使いやすいように、革の素材でも防水加工を施しているため、水や雨に濡れてもご心配はいりません(「ヌメ革」を除く)。「昔の革のランドセルとは違うんですね」と、驚かれる方もいらっしゃいますが、特別なお手入れは不要です。濡れたときはできるだけ早めに拭き取れば大丈夫。汚れたときは水に濡らして固く絞った布で、優しく拭き取ってください。
「ヌメ革」のみ、自然の風合いを生かした革を使っているため、保湿や防水などのケアが必要です。その分、お手入れを通じてものを長く使うことの大切さを知っていただけると思いますので、ご家族でケアしていただければうれしく思います。
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