6年後まで安心して
背負える、ランドセル
お子さまと6年間という長い時間をともにするランドセル。使い続けていくうちにどんなふうに変化し、お子さまにとってどんな存在になっていくのかーー。今回は、土屋鞄のランドセルを使っていた中学生の息子を持つスタッフに、実際の使い心地や当時の様子などを聞きました。
スタッフ
関口
中学生の息子を育てる、ランドセル購入経験者の関口。「丈夫だったな、選んでよかったなと一番感じたのは使い終えたとき。親子そろってお気に入りのランドセルです」
「お気に入り」を背負って、
元気に学校へ
写真提供:スタッフ 関口
親子で一緒に選んだ、お気に入りのランドセル
息子が使っていたのは、青色の「牛革」ランドセルでした。小さいころからずっと海が好きだったからか、この色をとても気に入っていたので、愛着を持って6年間使ってくれるかなと。それと私が、牛革は傷が目立ちにくく、使うとなじんでいくところが良いなと思っていたこともあり、このランドセルにしました。
ランドセルが届いた日は、鏡の前で何度も背負ったり、祖父母に見せたりと、とても喜んでいるようでした。自分のランドセルを目の前にしたことで、やっと小学校に入学する実感がわいたのかもしれません。
通学の不安も、元気に背負う姿を見て一安心
学校が始まるとたくさん荷物を入れて通学するので、歩いて5分の通学路でも転ばないか心配でした。でも実際は、そんな心配いらないよと言わんばかりに、ランドセルを背負ったままお友だちと走り回っていましたね。
体の成長に合わせて肩ベルトを調整することで、活発に動く息子の体にもフィットしていたようで、「重たい」「背負いづらい」と言うことも6年間一度もなく、親としても不安はなかったです。
ランドセルは防水加工が施してあるので雨の日も安心でした。ただ、息子はランドセルが濡れること自体が嫌だったみたいで、雨で濡れた日はすぐに拭いていました。
たまに汚れが気になったときは自分から掃除もしていました。毎日背負っているので「自分のもの」「大切にしたいもの」という思いが、自然と芽生えていたのかもしれません。
背負うほどになじみ、
愛着も深まって
何気ない日常から感じた、こどもの成長
1年生のときは背負い方がぎこちなく、ちゃんと背負えるかなと見ていましたが、学年が上がるとそんな心配をすることはなくなっていきました。むしろ、こどもの成長に驚かされることが多かったです。
あるとき、息子のランドセルを持ってみたら、想像以上に重くて。思わず「こんな重いの背負ってるの? すごい! 」と言ったら「別に、全然重くないけど」と返ってきたり。あとは、肩ベルトの長さを変えるときは自分でも成長を感じているみたいで、そのたびにうれしそうに調整していたり。成長とともにランドセルへの愛着も深まっているようでした。
不注意で金具が壊れてしまったけれど……
一度だけ修理に出したことがありました。金具に白衣や給食袋、体操着と、いろいろなものをかけていたら金具を壊してしまって。
でも、修理を申し込むと無料で使える代替ランドセルがすぐに届いたので、不便なことはありませんでした。それに、金具の交換だけでなく、他に壊れそうなところがないかしっかりと点検してもらえましたし。6年間毎日使う鞄であるということを考えると、万が一壊れたとしても、直してくれる人がいるというのは安心でした。
それと、修理を終えたランドセルが戻ってきたときに、息子が「やっぱりこれだな」と言ったことに少し驚きました。修理に出すときも、代替ランドセルを使っていたときも、自分のランドセルが手元から離れることを寂しがる様子はなかったので。それだけ大切な、相棒のような存在なんだなと思いました。
6年後も形はそのままで、
くったりとした表情に
写真提供:スタッフ 関口
毎日使ううちにできた傷やへこみも、
唯一無二の味わいに
それほど丁寧に使っていたわけではないので、6年たつと白壁に擦った跡や多少の傷は付きましたが、目立つほどではなく。全体の形もほとんど崩れることはありませんでした。
でも、肩ベルトが柔らかくなっていたり、カブセがくったりとなじんできたりと、形はそのままに使い込んだ風合いが感じられました。息子の元気な性格が、ランドセルのそういったところに表れているような感じがして、面白いなと思いますね。
「このランドセル、かっこよかったよね」
周りの子たちは黒や紺のランドセルが多かったのですが、息子は6年間、この色もデザインもとても気に入っていました。
もともと青色を好んでいましたが、毎日背負うことでさらにお気に入りのアイテムになっていったんだと思います。ランドセルに合わせて文房具も青色でそろえていたほどです。
使い始めてから6年後、卒業式の日に、息子が「このランドセル、かっこよかったよね」と言ったのを聞いて、本当に気に入って使っていたんだなと、改めて思いました。
思い出の象徴として、ランドセルはそのままに
卒業式の日は「もう使わなくなるんだね」と少し寂しそうにもしていました。毎日背負っていたからこそ、お友だちと遊んだり大好きな先生と話したりといった、6年間の思い出がランドセルと一緒にあったんだと思います。
それだけ思い出が詰まっている鞄なので、今はランドセルの中に、小学校のころにつくった作品やお気に入りだったTシャツなど、当時大事にしていて忘れたくないものと一緒に残してあります。
時々親子で見返しては思い出話をすることもあり、そのたびに息子の成長を感じます。こんなにも人の成長や思い出を感じられるものってなかなかないので、これからも大切にしていきたいです。
土屋鞄では、背負うほどに愛着を持っていただけるよう、6年間似合う色づくりと、シンプルなデザインを大切にしています。
お子さまに寄り添い、通学鞄以上の存在として、ご家族の思い出に残ることができたら幸せです。
Instagramでハッシュタグ「# せんぱい土屋鞄」を検索していただくと、ご購入いただいたお客さまのランドセルをご覧いただけます。ランドセル選びの参考に、どうぞお役立てください。